柔軟なプランを提案 | 神奈川のシロアリ駆除｜料金の相談・見積り・即日対応の「タイガー消毒株式会社」

日本国内には主に5種類のシロアリが生息しています。種類によって、食性や被害の程度、活動時期や生態など特徴が異なるため、シロアリ対策をする上で種類を知ることが重要になります。 どんなシロアリが生息しているのかによって被害の種類や駆除の仕方は異なるので、どのシロアリの被害に遭っているのか、まずは特定しなければなりません。

そこでここでは、日本に生息するシロアリの種類とその特徴を紹介します。 どのようなシロアリにどのような特徴があるのか、しっかりと把握しておきましょう。

イエシロアリ

最も一般的で被害の多いシロアリです。食性は木材性で、住宅の構造材を食べ破壊する恐れがあります。東北地方以西の本州、四国、九州に広く分布しています。活動時期は4月頃から10月にかけてとなり、夜間に活発に活動します。

ヤマトシロアリ

木材だけでなく和紙や書籍なども食べ、高額な文化財の被害にもなりかねません。関東地方から九州地方に多く分布する在来種です。活動時期は4月から10月で、イエシロアリと同様の分布と行動パターンを持ちます。

アメリカカンザイシロアリ

東南アジアから日本に入ってきた外来種で、被害がイエシロアリより激しいのが特徴です。気候が温暖な地域を中心に分布し、東京や沖縄でも目撃される事例が増えつつあります。高温多湿を好み、通年活動できるのが危険です。

シロアリと湿気には深い関係があり、湿度の高い梅雨時期にシロアリの被害が多発する理由がそこにあります。シロアリは乾燥を嫌うため、湿気の多い環境を好んで活動するのです。 ここではシロアリと湿気の関係について詳しく解説します。

シロアリは乾燥に弱い生き物

シロアリの体は極めて乾燥に弱く、外気に触れると数分で体液を失って死んでしまいます。そのため、巣の外に出る時は体液を保持するための対策が必要になります。シロアリは外出時に体表面に体液を出し、粘液のベールで保護しながら移動しています。

湿度が低くなると、この粘液のベールが乾燥して機能を失い、やがて体液が失われてしまうのです。そのため極端な乾燥状態が続くと、シロアリは巣の外に出られなくなり、活動が制限されてしまいます。

湿気の多い場所が活動の好適環境

一方、湿気が多ければシロアリは活発に活動できます。湿度が高いほど粘液のベールの乾燥が防げ、体液を維持しやすくなるからです。このため梅雨時期は、シロアリにとって活動に最適な湿度環境が整うことになります。

湿気の原因になるカビの発生場所や、排水設備の不具合で湿気が滞留するポイントは、シロアリが巣を構えやすい場所となります。床下の湿気やコンクリートの化学反応による湿気も、シロアリ被害の原因になりかねません。

湿気で木材の腐朽が進行

さらに湿気はシロアリの活動を助長する別の理由があります。それは木材の腐朽が進行するためです。木材が腐ると、シロアリに食べられやすくなるのです。 シロアリは生きた木は食べられませんが、腐った木材であればそれを食べて生きていくことができます。湿気で木材が腐朽すると、シロアリにとって絶好の餌場となり、集まって活発に活動するようになるのです。 梅雨時は木材の腐朽と湿度の高さが重なるため、シロアリの被害が増える大きな要因となっています。排水設備のメンテナンスや結露対策、木材の腐朽防止は、シロアリ対策としても重要なポイントになるのです。

つまり、シロアリと湿気の関係は、湿気のある環境がシロアリの活動を助長し、木材の腐朽を進行させることで、ますますシロアリにとって都合の良い環境を生み出してしまうという負のスパイラルなのです。 梅雨時期には特に注意が必要となり、早期の発見と対策が欠かせません。神奈川のタイガー消毒では、お住まいの状況に応じた的確な湿気対策も、経験豊富なスタッフがご提案いたします。